ICHIKEN★レクチャー2019 第5回 ~2019年秋のヨーロッパ+αのアート模様~

http://ptix.at/DiyTvA

今年秋のヨーロッパイベントの中でやはり評価の高かったイスタンブール・ビエンナーレ、ルーマニアのArt Encountersは2016年光州ビエンナーレのキュレーターを務めたMaria Lindがディレクターです。ヴェネチアを再訪した市原先生の追加レポもあります。お楽しみに!(ソウルの情報は12月に予定するアジア編で触れることになりました。ご了承下さい。)

---------<市原先生からのメッセージ>---------------------------------------
2019年後半は、ヨーロッパの国際展が花盛り!

ヴェネツィア・ビエンナーレばかりではありません。イスタンブール、リヨン(フランス)、北欧や東欧で、相次いでビエンナーレが開催されています。
今レクチャーでは、ヨーロッパとアジアの結節点で、つねに興味深いテーマの企画展を開いているイスタンブール、フランスでもっとも規模の大きいビエンナーレのリヨン、そして東欧のルーマニアの地方都市で小さいながらも特徴のあるビエンナーレを行っているティミショアラのArt Encountersを紹介します。
いずれもローカルな魅力を展覧会に加味しつつ、現代の問題にアプローチする視点が非常にユニークなビエンナーレです。

講師:市原研太郎
1949 年生まれ。京都大学卒業。80 年代後半より美術評論を始め、美術雑誌、新聞、展覧会カタログに幅広く寄稿。著書に、『ゲルハルト・リヒター/光と仮象の絵画』(2002 年)、『アフター・ザ・リアリティ―〈9.11〉以降のアート』(2008 年)、『現代アート事典』(共著、2009 年)等。また、『Identity Ⅳ』(2008 年)、『Reality/Illusion』(2010 年、ベルリン)等の展覧会企画も手掛けている。現在、世界の現代アートの最新の情勢を詳細に伝えるブログマガジン「Art-in-Action」を発行。

主催:一般社団法人アーツプラス/ Taguchi Art Collection