ICHIKEN★レクチャーシリーズ2019 第3回 バーゼル編
ICHIKEN★レクチャーシリーズ2019 第3回: バーゼル編
「Art Baselの最強伝説を検証する」
日時 2019/7/21(日)17:30~20:00
参加費 2000円(茶菓付き)
定員 20名
場所 代官山田口宅(お申し込み後に詳細お知らせします)
Art Basel Basel はやはり面白かった!Art Basel Hong Kongは、まだお勉強の感じの残る青臭さがありますが、Baselは成熟した本気の競争、まさにマーケットの原理を体現した会場の構成でした。それに応えて、とくに2階のギャラリーが、クオリティの高い作品を揃えていたことはfbの感想で述べました。
トップのギャラリーはいつまでもトップにあるとは限らない。というよりマーケットの健全化を考えれば、トップが交替しないことは腐敗の元になる。勿論、底辺はいつまでも底辺ではない。リアルバトルのスリリングな真剣さが、一見華やかで平和な会場を支配していました。日本のギャラリーは2軒と少ないですが、これからいくつのギャラリーが、この荒波に突入していくのでしょうか?
今回は、バーゼルで開催されたArt Baselを中心に、その他のフェア・美術館展覧会についてレポートします。
講師:市原研太郎(いちはら けんたろう)
1949 年生まれ。京都大学卒業。80 年代後半より美術評論を始め、美術雑誌、新聞、展覧会カタログに幅広く寄稿。著書に、『ゲルハルト・リヒター/光と仮象の絵画』(2002 年)、『アフター・ザ・リアリティ―〈9.11〉以降のアート』(2008 年)、『現代アート事典』(共著、2009 年)等。また、『Identity Ⅳ』(2008 年)、『Reality/Illusion』(2010 年、ベルリン)等の展覧会企画も手掛けている。現在、世界の現代アートの最新の情勢を詳細に伝えるブログマガジン「Art-in-Action」を発行。
主催:Taguchi Art Collection/一般社団法人アーツプラス
(本イベントは、Taguchi Art Collectionのコレクターである田口自宅を会場として使用いたします)